コメント : マツオリエ

今週の時間のあるときに、たくさんの失敗を重ねて・・・「携帯電話用ホームページ」を作りました。

i-mode、Ezweb、Vodafone live!に対応しておりますので、お手持ちの携帯電話でお楽しみください!

携帯サイト・メイダイブ1968→http://www.meidive.com/mobile/uploads/

さて、パソコンばかりに噛り付いていたわけではありません。(たぶん...)週末にかけてお客様がおいでになりましたので、もちろんダイビング三昧です。

毎回、初めてサイパンを訪れる方に「サイパンに好印象を持ってもらえるビーチはどこか?安全で穏やかな所は?」と、前の日から考えます。

天気・海況を見て、「暑くてまぶしい太陽の下、海中砂漠の地形は最高に気持ち良いだろうな!」と、ちょうど干潮のタイミングでリップカレントの弱そうなオブジャンに決定しました。

1ダイブ目に砂地のハゼ類を見ながら、サンゴがたくさんある根へ行きました。

すると岩陰にネズミフグの小さいのがいるではありませんか!その場から動かず体をくねらせているので、「ベラに掃除してもらっているんだな!」と近くへ寄っていきました。

だんだん近づいていくとフグの様子が変です。掃除というよりも嫌がってモゾモゾとしていました。

「あれ〜?!コバンザメだ!!」

サイパンでは意外と少ないコバンザメ。かなりストーカーチックな性格です。






図鑑では、カジキ・サメなどの大型の生き物にくっ付いてうんぬん・・・とありますが、サイパンではせいぜいマダラトビエイぐらいの大きさです。

よって、まさかネズミフグに付いているとは思いもしませんでした。

さらに図鑑を読んでいくと「中国では食用可」とありました。本当に中国人は何でも食べるのだな...と改めて思いました。

ほかにも付着しているはずの大型魚類に食べられてしまうこともあり、コバンザメは「命がけのくっ付き」です。

ちなみに、ネズミフグはハリセンボンの仲間です。

怒って丸々と膨らんだら(トゲトゲのボールみたいな状態)コバンザメは、どこへ逃げるのでしょうか?

まさか串刺し??? 本当、命がけですね。笑。

時折、ネズミフグから離れてしまうのですが、頭の吸盤でしっかりと付着しようとしていました。コバンザメは可愛く見えるけど、頭の吸盤はグロイのよね...ブツブツ。

あの2匹がいつも居てくれたら、みんなのアイドルになれるのに...と2ダイブ目にも行ってみたら、相変わらず岩陰に隠れていました。

「やっぱりカワイイ!」 これから毎回チェックします。

のんびりとオブジャン2ダイブを楽しみながら激写した本日の画像は、ネズミフグ30cmとコバンザメ10cmの幼魚です!

何枚か正面顔のカワイイ画像もあるのですが、コバンザメがしっかり見えるものを選びました。

○ポイント情報

  日 時 :11月11日
  場 所 : ミクロネシア・サイパン
  ポイント : オブジャンビーチ
  天 候 : 晴れ
   風 : 北東 6m
  波 高 : −m
  気 温 : 30℃
  水 温 : 29℃
  透明度 : (↓)35m
  透視度 : (→)35m
   I N : 11:56
  OUT : 12:50
  潜水時間 : 54分
  MAX : 13.5m
  AVE : 9.7m

  【 撮影  マツオリエ 】
サイパンポイント情報

2005年11月11日号
もどる